その吸い上げる力が弱い場合、また腎臓が余分な水分を排出する機能が充分に働いていない場合に、むくみが生じます。40歳を過ぎると誰でも、若いころに比べて体に余分な脂肪がつきやすなり、 一度ついた脂肪はなかなか落ちにくくなってきます。肥満はスタイルの問題だけでなく、生活習慣病の原因ともなりますので、太り過ぎには気をつける必要があります。とはいえ、極端なカロリー制限や、特定の食品だけをとる単品ダイエットなどは、たとえ体重は落ちても肌がカサカサになったり、生理が止まってしまったり、女性にとってトラブルがつきものです。そこで、今注目されているのが、代謝を高めて、健康的に体重を落としていく「脂肪燃焼ダイエット」です。私たちは食事をとおして取り込んだタンパク質、脂肪、糖質の3つの栄養素をネルギーに換えて生命活動を行なっていますが、摂取エネルギーが消費エネルギーより多すぎると、使われなかった分は体脂肪となって蓄積されることになります。そこで、消費エネルギーを高めて、脂肪を燃焼させてしまおうというのが「脂肪燃焼ダイエット」の考え方です。消費エネルギーのうち、ジッとしていても消費される、生命活動に最低必なエネルギーの代謝を「基礎代謝」と言います。基礎代謝には個人差があり、これが高いほど食べたものが燃焼されやすく、体脂肪がつきにくい体質といえます。女性のなかにはよく「私と同じようによく食べるのに、あの人はなんで太らないの?」などと言う人がいますが、それはこの基礎代謝量の違いによるものです。基礎代謝の低い人は日頃から低体温で体が冷えやすい、汗をあまりかかない、太りやすいなどの傾向があります。そんな人こそ食事制限などに頼らず、脂肪燃焼ダイエットで体質を改善し、基礎代謝を高めて、より健康に、安全に体型を整えるべきでしょう。そこでその方法ですが、代謝を高めるためには、栄養素をまんべんなく補給する必要があります。したがつて、食事は充分に摂ってかまいませんが、特にエネルギーの燃焼を助けるビタミンB群や、マグネシウムを多めに摂ることが大切です。また、体のうちでもっとも基礎代謝量が多いのは筋肉ですので、筋肉を維持するアミノ酸(タンパク質)も充分に摂りましょう。これに加えて、適度な運動を継続的に行ない、ある程度筋肉をつけることも、代謝を高める体づくりには重要です。