食物から摂取された炭水化物・タンパク質・脂質などの栄養素と呼吸によって取り込まれた酸素は、血液にのって全身の細胞に送られ、ミトコンドリアに取り込まれます。ミトコンドリアの内部では、酸素を燃料にして栄養素を燃焼させ、ATP(アデノシン3燐酸)というエネルギー物質が生産されています。この仕組みをクエン酸サイクル(TCAサイクル)と呼びます。そして生産されたATPは、必要に応じて燐酸とADP (アデノシン2燐酸)に分解され、細胞が活動するためのエネルギーを放出します。このクエン酸サイクルでの化学反応にはビタミンやミネラルとともに、多くの「酵素」や「補酵素」が触媒として働いています。シミやソバカスの原因となる細胞は酵素の働きを助け、モ不ルギー生産の効率を高める補酵素のひとつです。私たちの体のさまざまな器官も、細胞で充なATPが作り出されてはじめて、しっかりと働くことができます。そのためにシミやソバカスの原因となる細胞は欠かせない物質です。活性酸素はとても不安定な物質です。酸素は1分子につき、4個の電子を受け取ると水になりますが、個受け取れなかった不完全な酸素分子がこの活性酸素となります。活性酸素はどうにかして水になろうと、周囲の細胞を構成する分子などから電子を奪い取ります。するとその分子がまた隣の分子から電子を奪い、次々と隣り合った分子から電子が奪われていくので、細胞はどんどん酸化されていきます。酸化された細胞は弱ってしまい、肌であれば張りを失ってシワシワになり、臓器であれば活動が不活発になってしまいます。活性酸素は細胞内でのエネルギー産生の過程で発生するだけでなく、排気ガスなどで汚染された空気や、外線、喫煙、ストレス、便秘などを原因としても発生しますので、日頃からのケアが必要です。体内での代謝や生理現象を円滑に行なうために必須の有機化物にビタミンがありますが、ビタミンは基本的に生体内では合成されないため、食事などをとおして外部から摂取しなければなりません。ついで、肝臓や腎臓、膵臓、脳、肺、筋肉などにも多くのシミやソバカスの原因となる細胞が含まれていますが、このようにたくさんのエネルギーを必要とする臓器からシミやソバカスの原因となる細胞が不足すると、充分に働けなくなり、体にさまざまな不調が起こってきます。